こんにちは、助手です。
人は同時に2つの異なる情報がぶつかり合ってしまうことに対して、嫌悪感やストレスを感じます。このような現象を「ストループ効果」と言います。
今日はそんなストループ効果に陥ってしまった悪い具体例と、そこからどのようにすれば修正ができるのかの具体例をお伝えします!
ストループ効果の間違ってしまった具体例
街には看板が溢れています。お店の方は頭を捻って、一生懸命に考えられたのかもしれませんが、脳に混乱を起させる看板も少なくありません。つまり、ストループ効果の間違ってしまった具体例です。
ここからいつくか、私が発見した「同時に2つの異なる情報がぶつかり合ってしまい、嫌悪感やストレスを感じた」看板をお目にかけましょう。

いや、このマーク、少しも安心を約束された気になりません…

貼ってんじゃん!

これは見ちゃう、そっち見ちゃうよ!

むしろ恐怖です…

ストループ効果っていうより、これは直球で危ない!
と、街には「ストループ効果」で嫌悪感やストレスを感じる看板(私的には、ツッコミを入れたくなってしまう看板)が、ストループ効果の悪い具体例としてたくさんあります。
また、ここまで極端でなくても「わかりにくい文字や色」を使っているため「看板の役を果たしていない」看板も多く見かけました。ストループ効果的に言いますと、看板には「わかりにくい文字や色使わない」というのが正解といえましょう。
ストループ効果を上手く応用した具体例

助手君、君はいまストループ効果の研究をしておるんじゃっったの

はい、その通りです

では当然、ストループ効果を上手く活かす方法も発見しておるんじゃろの?

自分ではそう考えております!

では、聞こう。先日君が「WEBやチラシに使うから」と言って作った案内、あれはなんじゃ?!

あの博士、なんじゃ、とは、どういったことでしょう?

なんじゃは、なんじゃじゃ! よく見てみなさい!

確かにこれは私が作ったものですが、なにかダメなんでしょうか?

じぇんじぇんダメじゃ! ダメダメじゃ! ふざけんなよ、この野郎!(笑いながら怒る)

…どこがダメなんでしょう。いや、そもそもダメなのは本当なんでしょうか。笑いながら怒っている博士の芸のためストループ効果が働いて、私、混乱しています

それじゃ。ストループ効果による混乱じゃ

は?

電話をください、と言っているのに電話番号が小さい。これではストループ効果で脳は混乱してしまうじゃろ

なるほど! それは確かにその通りです!

ストループ効果を避けるなら、これが正しい

はい、違和感がなくなりました

ストループ効果とは直接関係はないが、さらによくすることもできる

どうするのでしょう?

君が、電話するとして、上の情報だけじゃとなにに困る?

いつ電話したらいいだろう、って思います

その通り、定休日や営業時間を入れないといけない

なるほど

あと、アイキャッチもあった方がいいじゃろ。こんな具合にな

おお! これは一番最初に物に比べると、全然わかりやすいです!

うううぅぅぅぅ

ど、どうしたのですか、博士。なぜ泣かれているのですか?

どうじゃ、これがストループ効果をビジネスに活かすということじゃ!

(泣きながらの自慢)

どうじゃ? これが、わし版ストループ効果じゃ!!!

(なにがなんだか分からなくなってきた。これが真のストループ効果かも…)
ということで、私は博士から「ストループ効果に陥らないための手ほどき」をしていただきました。自分が分かっていることほど、丁寧に扱うことを忘れ、それを見る方にストレスや混乱を与えてしまいがち。
あなたも、あなたのビジネスを紹介している看板やWEBサイトや名刺などがストループ効果に陥っていないか、いま一度確認してみてください!