こんにちは、助手です。
ピグマリオン効果とは、期待することにより結果が変わってくるという効果です。元々1960年代にアメリカの教育心理学者ローゼンタールにより実験された効果だけに、合格するために使うのは理に叶ったこと。
今回はここを掘り下げて、合格を目指して使う教育のピグマリオン効果について研究してみました!
受験生の皆さまをピグマリオン効果で応援します!
全国300万人の高校受験を控える皆さん
全国60万人の大学受験を控える皆さん
全国20万人の中学受験を控える皆さん
そして首都圏4万人の小学校受験を控える皆さん
頑張っていますか?
(すいません。小学校受験生の数だけ、全国の数値が調べられませんでした)
秋から冬に向かっていくこの時期は、来春に笑えるのか涙にくれるのかが決まる大切なとき。私も自分自身を振り返えると、一番頑張って勉強したのがこの時期だったことを想い出します。
今回は、そんな頑張っている皆さんに、私からのエールとして、合格を目指して使う教育のピグマリオン効果の使い方をお伝えしていきます。
こうして無意識に「合格」をすり込んでください!
ピグマリオン効果とは、期待することにより結果が変わってくるという心理効果であるため、予備校や進学塾では合格に向けての教育に、ピグマリオン効果を有効に取り入れているところが多々あります。
たとえば、教室の貼り紙。あなたの通っている予備校や塾の教室にも「絶対合格」とか「為せば成る」のような言葉が書いて貼ってありませんか? その貼り紙はまさにピグマリオン効果を狙ったものです。
あるいは「合格鉢巻」をして受験合宿に臨んだり、先生から激励されて「あと○日、絶対合格するぞ!」と声に出して自分を鼓舞したりするのも、ピグマリオン効果の正しい使われ方です。
つまり、合格するためのピグマリオン効果の使い方とは、「やれば合格できる」という自分を鼓舞する言葉を見たり言ったりすることで「合格できる」をしっかりと無意識にすりこむこと。
無意識に完全に「合格」を植え付けることが目的ですので、よく目にする場所すべてに「合格」の文字を貼ることが重要です。このピグマリオン効果は効きますので騙されたと思ってやってみてください!
自分でピグマリオン効果を使うためには?
貼り紙などの環境が整ったら、次は「褒めてもらうこと」を意識してください。
「褒められると伸びるタイプ」という人がいますが、受験におけるピグマリオン効果的にはどのようなタイプの人でも「褒めてもらうこと」は必須。とにかく「褒めてもらうこと」がいい結果に繋がります。
誰かから褒めてもらうことが難しい場合は、自分で自分にご褒美を与えてあげましょう。たとえば「次のテストでxx点取れたら、丸一日遊びほうけていい」とか「欲しかったゲームソフトを買って、クリアするまでやり倒していい」とか。
ただし、達成すべき目標の設定が低かったり、ご褒美が過剰だったりするとピグマリオン効果が働きません。また回数が多くなり過ぎると、それが当たり前になり、つまり毎回褒めてばかりいると有り難みや脳の刺激にならなくなるので使い方はには注意が必要です。
【ここ大切】脳は忘れるということを忘れずに!
合格に関して脳の機能で言えば「忘れる」ことも外せません。
一度覚えたことを忘れなければ勉強はすごく楽になるのに、って一度は思ったことがあると思います。
脳が「忘れる」のは負荷がかかり過ぎて無理がこないよう、脳自身をコントロールをしているからです。新しいものを毎日詰め込んでいけば、脳には過剰に負荷がかかり、ついにはパンクしてしまいます。そうならないため「忘れる」ように設計されているのです。
この脳の機能を有効に使うオススメは、一度に大量に学習をするのではなく、毎日こつこつと積み上げること。脳に過度に負担をかけないよう、こつこつ何度も何度も問題を解いていくことは、脳の負担も少なく、だから忘れることなく覚えることができます。
ピグマリオンの語源はギリシャ神話に登場する王の名前。美しい女性の彫刻に恋いこがれ祈り続けた結果、望みが叶ったという伝説に由来しています。
あなたの合格も「絶対合格」というピグマリオン効果をバッチリ活かせば、もぎ取ることが可能!と私は信じています。
私も受験時代にこのことを知っていれば、さらに上の合格をできたのではないか、と、いまになって悔やんだりもしますが、覆水盆に返らず、終わったことを悔やむよりここからピグマリオン効果を使って人生をより豊かなものにしていきたいと思います。
受験生の皆さん、共に頑張りましょう!
ピグマリオン効果ついてもっと知りたいときは以下をご覧ください。